『閃光のナイトレイド』についてのあれこれをだらっと書いていきます。
まずは一番上の記事「どうもこんにちは」をお読みください。
勲葛がだいすきです!
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♪うちの四君子堂写真館 (同棲中) 葛スパイ稼業の (特務機関)
まさに悲劇 水をかぶると 女になっちゃうフザけた体質
葵の許婚 (勝手に決めるな)!
勲の子猫ちゃん (冗談言うな)!
西尾のおともだち!
※11/23 始まりはこんな感じ?という文 付け足し完了(^^;)
「か、葛…っ!? おまえ…!」
「…え」
顔面蒼白の葵が、大口を開けこちらを指差している。
その指先が、何故だかすこぶる震えていた。
なんだというのだ、葵の奴――― 任務は成功したじゃないか…
まあ、敵地から脱出するために飛んだ先がいささか失敗だったが…
そう思いながら、葛は立ち尽くす葵のもとに歩み寄った。
濡れた服が重く身体に張り付き、ぽたぽたと葛の歩いた後に航跡を象った。
兎にも角にも、咄嗟に見えた目印――山頂から見下ろした森の切れ目に池があった――に飛んだ。
着地点を見誤り、葛と葵は池の淵ぎりぎりに落下した。
池に落ちる瞬間、持ち前の反射神経で、左手で掴んだ葵の腕を強く岸側に押し退けた。
結果、池に落ちてずぶ濡れになったのは自分であるから、葵に感謝はされども文句を言われる謂れはない。
なのに、当の葵は不穏な表情をして、何か言いたげだ。
「か…ずら、そ、の…」
「だから一体何だ」
苛立ちを含んだ声が、自分の喉から出る。
瞬間、葛は途方も無い違和感に襲われた。
なんだ、今の高い声は…!?
はっとして、眼前の葵を見る。
視界に入ったのは、葵のゆるく結ばれた臙脂のネクタイのみで、再び感じた違和感にどきりとする。
葵の顔を探し、葛は視線を上向かせる。
やっと見つけた葵の表情は、いまだ強張ったままだ。
今、葛は葵を『見上げて』いる。
自分と葵は、背丈は変わらないはずなのに、何故こんなことが起こっているのか―――
「葵…」
またもや高く、明らかに自分のものではない声が、空気を震わせた。
「ちょっと、葛、こっち来い!」
葵の強い力に腕を掴まれ、葛は慌てた。
水面に自身と葛の姿を映した葵は、心配そうに葛を見遣る。
「……!?」
葛は、文字通り驚愕した。
いや、するしかなかった。
そこには、長年見慣れた自分ではなく、『見知らぬ女』が映っていたのだから―――
「…え」
顔面蒼白の葵が、大口を開けこちらを指差している。
その指先が、何故だかすこぶる震えていた。
なんだというのだ、葵の奴――― 任務は成功したじゃないか…
まあ、敵地から脱出するために飛んだ先がいささか失敗だったが…
そう思いながら、葛は立ち尽くす葵のもとに歩み寄った。
濡れた服が重く身体に張り付き、ぽたぽたと葛の歩いた後に航跡を象った。
兎にも角にも、咄嗟に見えた目印――山頂から見下ろした森の切れ目に池があった――に飛んだ。
着地点を見誤り、葛と葵は池の淵ぎりぎりに落下した。
池に落ちる瞬間、持ち前の反射神経で、左手で掴んだ葵の腕を強く岸側に押し退けた。
結果、池に落ちてずぶ濡れになったのは自分であるから、葵に感謝はされども文句を言われる謂れはない。
なのに、当の葵は不穏な表情をして、何か言いたげだ。
「か…ずら、そ、の…」
「だから一体何だ」
苛立ちを含んだ声が、自分の喉から出る。
瞬間、葛は途方も無い違和感に襲われた。
なんだ、今の高い声は…!?
はっとして、眼前の葵を見る。
視界に入ったのは、葵のゆるく結ばれた臙脂のネクタイのみで、再び感じた違和感にどきりとする。
葵の顔を探し、葛は視線を上向かせる。
やっと見つけた葵の表情は、いまだ強張ったままだ。
今、葛は葵を『見上げて』いる。
自分と葵は、背丈は変わらないはずなのに、何故こんなことが起こっているのか―――
「葵…」
またもや高く、明らかに自分のものではない声が、空気を震わせた。
「ちょっと、葛、こっち来い!」
葵の強い力に腕を掴まれ、葛は慌てた。
水面に自身と葛の姿を映した葵は、心配そうに葛を見遣る。
「……!?」
葛は、文字通り驚愕した。
いや、するしかなかった。
そこには、長年見慣れた自分ではなく、『見知らぬ女』が映っていたのだから―――
結局、後で桜井さんに調べてもらったら、あの池は地元でも有名な『呪われた池』ってことがわかった。
何でも、昔、ある娘があそこで溺死したとかで…、以来そこに落ちた者は、女になっちまう、と。
えーっと、なんて言ったかな…、娘…、あ、『娘溺泉』!そうそう、それだ。
まあ、なんであんなことになっちまったか、ってことはわかったにせよ、解決方法がわからない。
だから、おれの可愛い相棒――伊波葛は、依然、あの姿のまま。
前から美人だとは思ってたけど、女の子になっちゃって、もっと可愛くなっちまった。
本人は雪菜や棗には隠しておきたかったらしいが(男としての自尊心がどうのこうのと言ってたっけ)、桜井機関の任務はフツーにあるわけだから、そうもいかなくて…また眉間の皺が増えてた。
あんな姿になったけど、能力は健在だったのが救いだったかもな。
これで力まで無くしてたら、あいつそれこそ腹切る勢いだったと思うし?
とにかく現在、葛に取ってはそんなとんでもない状態なわけなんだけど―――
―――――おれはけっこう楽しいかも!
「か~ずらちゃ~~~~~んvvv」
「な…っ!!」
がばり。
背後から突然葵に抱きつかれた葛は、悲鳴に近い声を上げた。
「葵…ッ!貴様!!」
葛は身体を捩り全力で抵抗したが、現在のこの姿では男である葵の腕力に敵わない。
「離せ葵! この馬鹿!!」
「んー、葛いいにおいv 石鹸の香りがするvv」
「葵~~~~~~!!」
バ コ ッ
「ぐぇ」
蛙が潰されたような声を上げて、葵が床に突っ伏した。
「まーったく、葵サン、油断ならぬ男ネ!葛サン、大丈夫カ?乙女の貞操守ったカ?」
「……;」
葛が振り向くと、そこには中華鍋を片手に朝食の包みを抱えた風蘭がいた。
「すまん、風蘭」
葛は、上着の皺を直しながら風蘭に礼を言った。
「いいってことョ。それより葛サン、くれぐれも葵サンに気をつけることネ!男は野獣ヨ」
びし!と中華鍋を構えた風蘭に、こんな少女にここまで言われて少しショックを隠せない葛だった。
…だいたいこんなノリです… 別にここから話が続くわけではないですので; パイロット?的な;
ここでの設定は
葵→婚約者を亡くしている(本当に)
おにいたま→日本領事館付武官 久世も部下としています 野望は持っていません(笑)
西尾→元気で生きてます(笑)
あとは本編といっしょ!
かずらちゃんのイメージは K木Mイサ…(え)
身長は雪菜くらい
声は… 誰がいいかなー 最近の声優さんわからないからな… ちょっとすぐには浮かばない(笑)
…ほんと妄想ばっかですみません! 本編は葵VS勲おにいたまですよ☆ 楽しすぎる(私だけが)
初出:8/29 完成:11/23
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