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『閃光のナイトレイド』についてのあれこれをだらっと書いていきます。 まずは一番上の記事「どうもこんにちは」をお読みください。 勲葛がだいすきです!
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yashi.JPG

名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実ひとつ
海の日の沈むを見れば たぎり落つ異郷の涙
思いやる八重の潮々 いずれの日にか 故郷(くに)に帰らん…

自分の狭い見識の中で 国民歌謡いち美しいと思っている歌が『椰子の実』なんですが…
南国なんで そっこらじゅうに椰子の実が転がってるわけです(笑) 思わず写真を撮ってしまった!
初日はピーカン! 天気予報では毎日スコールマークがついてるんだけど… 
わたし晴れ女の自負あり(今までの経験から)
まず島を踏破できるかどうか 前日ガイドさんに聞いたら 「自転車なら可」とのこと…
確かに自転車あるといいんだろうけど カメラ使いながらだと逆にめんどいし
坂道になったときの負担半端ないから 得意の徒歩で(道行く人々に「マジで!?」と驚かれた)挑戦した!
空港があるバベルダオブ島(ミクロネシアで二番目に大きい島)は 
未開なとこが多いのでツアーで行くことにしたので
コロールのダウンタウンを抜けて アラカベサン島へ!
ちなみに『アラカベ』とは日本家屋に昔使われていた『荒壁』のことだそうな…

☆★☆★☆★

やっとネットつながりましたぜえはあ! というわけで時差が生じてますが気にせずに…(笑)

目的? それ聞くんですか?(--;)
アラカベサン島は 戦前重要な要塞基地であったそうで(やっぱそれかー!と思った人多数)
島のはじっこのPPRホテルには 水上ランプ跡地が残ってるので まずそこへ!
(※水上ランプ…海に向かってゆるい傾斜になっており ここから水上機が飛び立ったのです)
途中ふらふら歩いてたら 地元の人が「どこ行くの?」って話しかけてきて 行き先伝えて
あとどんくらい?って聞いたら マイルで答えてくれて わからなかった…(汗)
時間聞いたら15分くらいってんで「余裕☆」って思って歩き続けました
坂道だったんですが あんま苦じゃないんですよね(もしやわたしどMなのかな… まさか…;)
ハアハア言いながら シャッター切りつつ歩いてたら さっきのおばちゃんが車で追いかけてきてくれて
「送ってあげる」とのこと…! なんていい人だ! マジ感動した だって完全好意だよ? 
なんの得にもならないのに…
パラワンの優しさや大らかさを 二日目にしてめちゃ感じました すれ違うと声かけてくれるしね…
ご好意に甘えて PPRまで乗っけてもらいました! 
過去に久米島歩いて一周しようとして 山道で「あんた正気か」って車に乗っけてもらったこと思い出した(笑)
でも山道除いたら マジで一周したんだぜ! 死にかけたけど(マジで!;今だから笑い話だけど)

…ここまでしてたどり着いたけど あるのはなかば朽ちかけたコンクリートの石畳なんだよね…(笑)
いや わたしはそれで満足なんですが(^^;)

次は『あの』 ミューンス飛行場へ! なにが『あの』って ジパに出てくるんですよ!
(だからここで言ってもわからないから;)
地元では『飛行場』が訛って『スコウジョウ』と呼ばれています… 空の青さを想像してご覧ください↓
 

myuns.JPG
 

またもや道を歩いていると トラックが止まり おじさんと若者がひょいと顔を出してきて
「どこいくの?乗りなよ!」 と親切に声をかけてくれて(そんなんばっかだな)…
乗っけてもらった! ほんと感謝! 「日本人?」って聞かれてそうだと言うと
戦前の話をしてくれました なんでもおじさんのお父さんは 戦中アンガウル島にいたそうな
しかも名前が『サトウサン』!! ほんとにいた! 日本名の敬称まで名前にした人!! 感☆動!!
パラオには 日本名をもらって名前をつけた人たちがいるんですよ(^▽^)/ 
敬称の『さん』まで名前と間違えてつけちゃった人たちもいたそうで(笑)
変わったものになると『イシドウロウ』さんなんてのもいるそうだ… なんかすごい!
そんなこんなで ミューンススコウジョウに着いたわけですが… これまたただのコンクリ(以下略)
それにしても 空と海が青すぎて… 南方に配備された兵隊さんたちは この美しさにびっくりしただろうなあ
って いっつも思います こんなとこで戦争なんてとても考えられないよなあ… と…
まさにあれだ 名作『シン・REDライン』の世界って感じで…
(あれはガ島だったっけ…?忘れた;原作まで読んだのに)
まだ戦局が風雲急を告げていないころのパイロットたちは 気持ちよかっただろうな…
昔サイパンでセスナ操縦したことがあるんですが あんときの爽快感といったらなかったもの…

ここでそんな思いにふけりながらシャッターを切っていると またもや
「ヘイ!ジャパニーズ?」と 声をかけられ (もう何度目か)
日本語しゃべれるおじさんが写真撮ってくれた! 昔九州にいたんだって(笑)

お昼抜きで歩き回って(時間がもったいないから・笑)急にどうしてもコーラが飲みたくなったので
ダウンタウンへ戻ることにしました そしたら また声かけられて(もう以下略)
スーパーの前で下ろしてもらいました(^^;)b あーコーラおいしかった! しかもコカ!
上海はペプシ一色だったからね…(エジプトもそうだった) わたしはコカ派☆
一息ついて まだ日があったので KBブリッヂ(コロールとバベルダオブを結ぶ橋)に行くことにしました
最初は歩こうと思ったんですけど たまたまタクシーの運ちゃんと目が合ったので(笑)タクシーにしました

KB.JPG

これがその橋!
お気づきかと思いますが たもとに 日本とパラオの国旗があしらわれた記念碑がありますね
わたしが確認した中では ここも コロールとアラカベサン、コロールとマラカルを結ぶ橋も
全部日本の援助のもとに造られていました ほかにも日本が関係した道路もありました
ODAなり技術提供なり きちんとこうやって顕彰してくれて 嬉しく思いました
(決して日本が優位とかそんなんじゃなくて こう 国と国との間に友好の情があるというか…
あと半分は パラオは国連での一票を持っていますので そういった政治的なものなのでしょうが
そもそも国家予算ていうのは 戦略的に使うべきなのです…ギブアンドテイク!)
どっかの近い国々は 今までたんまりODAせしめてるくせに まったくこういうの皆無だよね!(皮肉)…
…と、とにかく そこらじゅうに顕彰碑がありましたよ、という話! 日パ万歳☆
ちなみにこの橋。
もともと米が受注して K国の企業が作ったんですが 落ちましてね(ちょ…;)
地元民からは常々「強度が足りない」「重量オーバーだ」と危惧されていたそうですが(ひでえ)
そこで登場したのが 我が国のK島建設! 最新工法を用いて2002年に完成いたしました! パチパチ☆

friend.JPG

運ちゃんがビューポイントに連れてってくれたので きれいな夕日が撮れましたー!
島の夕暮れってほんときれい…! 
昔、屋久島で沈み行く夕日をずっと眺めてたら真っ暗になってあせったことが(え)

近くまで来たし タクシーだし… ということで せっかくだから 南洋神社跡地に向かいました!
パラオは日本の南洋統治の要でしたので 南洋庁が置かれるとともに 確か南洋神社の元締め(?)
みたいな感じだった…か、と(すいません神社に関してはうろおぼえ;)
ここはもともと ニッKO-ホテルがあった場所でして… 入り口のところに 戦前の遺構が!
占領後アメリカは パラオに意外にも日本文化が根付いていたことに驚愕し 徹底的にそれを破壊しました
当時パラオの人たちは 「なんてことを…」と嘆いたそうです
そ・し・て! これはわたしもノー予習だったのですが… その奥の坂道を登ってゆくと…
なんと 新しい神社が!! 新しく作ったのは知ってたけど ここにあったとは…!!
パラオの有志が 日本から神主さんたちを招いて 平成9年に再建されたんだそうな…
ちょっと狛犬が派手でした(笑) 鞠踏んでた! 

jinja_old.JPG

左右に並ぶ日本とパラオの国旗… 
そうです 似ていますよね! この国旗の話はまた今度…(ちょっと今日長いので…(^^;)

jinja_new.JPG

と ゆーことで 本日のパラオ行脚は終了! 夜はパラオ料理を食べました~ 意外にいけます!
特に カニのココナツミルク蒸しがおいしかったな~
明日は 王道ですが 海へ出ます☆ 日焼け対策真剣にしないと泣くことになるよパラオは!
一日歩いただけで ヒリヒリする(苦悶)…!
 


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