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『閃光のナイトレイド』についてのあれこれをだらっと書いていきます。 まずは一番上の記事「どうもこんにちは」をお読みください。 勲葛がだいすきです!
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ふたり以上の人間が集まれば、必ず何かが起こるのは世の習いだ。
それは小さな小さな歪みのときもあれば、修復しようのない亀裂を生みだすこともある。
兎角後者の場合、相反する性質を持った人間が狭い空間の中に相対したときほど性質の悪いものはない。
特に生活習慣についての齟齬は、お互いのそれまでの人生の正当性が賭かっているので、歩み寄ることは難しい。
三好葵と伊波葛は、目下其処のところで小競り合いを繰り返していた。


「葵…!葵!」
葵が風呂上りの洗いざらしの髪をタオルで拭きながら、リビングテーブルに座っているところに、葛がけたたましい足音を立ててやってきた。
バアン!と居間のドアが開くと、そこには普段からつり上がっている目をさらにつり上げた風情の葛がいた。
「葵、貴様、何度言ったらわかるんだ…!?」
地の底を這うような低音で、葛は葵を圧迫する。
「何がよ」
怒った顔も可愛いんだよなあ…などと思ったことは、今の葛に言ったら三途の川を渡ることになりそうなので、葵はへらっと笑うだけに留めた。
「何が、だと…? あれだけ言っただろう、風呂から上がるときはきちんと身体を拭け、と…!!」
葛は葵の側に歩み寄り、テーブルの上を拳でゴンと叩いた。
「ちゃんとしたさ」
葵は自分の行いを振り返り、きっぱりと葛に言う。
「どこがだ…?」
静かだがそこはかとない苛立ちを含んだ呟きを吐き出すと、葛は葵の寝巻きの片襟を掴んだ。
「なに、まだするには早くないか?」
葛のほうから近づいてきたのを良いことに、葵は調子に乗ってその腰に腕を回した。
そのとき、ぴき、と空気が割れた音が聞こえたような気がして、葵は背筋を凍らせる。
「き…さ…ま…ッ」
「ちょ、わっ、待って待て待て葛ちゃん!?;;;; 暴力反た…」
怒りに打ち震える葛が葵を床に沈めるまで、ほんの数秒しかかからなかった。



今日はここまで…; 中途半端でスイマセン…

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